1年と2か月ぶり 東京へ
10月の4日と5日
大好きなバー ダーリンで
ベースのセキタヒロシさんと ライブ
小さなお店 いっぱいの人
にぎやかな 雨宿り
4日は サックスの南川護夫さん
柔らかなテナー 軽やかなソプラノ
不意に情熱的に躍動し また隠れる
人も 音も
デリケートな感覚で包んでくれる
5日は キーボードの小倉泰治さん
初めてお会いして すぐに
音で語り合える 幸せ
キレイな和声
決して冷たくない 水や風の音
キッチンソングスが
お粧しして 背伸びする
交代で演奏された tempo amor
千葉泰子さんの 凛として
ソフィストケイティッドな歌声
飯田浩史さんの クスッとくる
小さな仕掛けのある ギターフレーズ
そして 遊びに来て下さった
シンガーの 石塚裕美さんが
突然のお願いに 応えて下さる
いたずらな 少女のような歌声
いつもの懐かしいまなざし
遠くから また 仕事でお疲れの所
駆けつけて下さった熱心なお顔
楽しみ方を知っている紳士淑女
まだ危うく 好奇心に満ちた若者
雨音を楽しくさせる パンデイロ
この とりどりの小さな雨宿りを
ダーリンと娘達が 太陽のように照らす
新しい暮らしにかまけて
出ない声 忘れてしまったフレーズ
セキタさんのベースが
隔てた時と音を 繋いでくれた
ずうっと北の ここに戻って
もっと 歌いたくなった
また きっと会いましょう
たくさんの ありがとうをこめて